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天高く馬肥ゆる秋 

秋を形容する言葉はいくつかあります。例えば「天高く馬肥ゆる秋」もその一つでしょう。

「天高く」というのは秋になれば夏の湿度が高い空気に変わって秋の乾いた空気が空を覆い視界が良くなるので空が高く見えるので「天高く」となります。

「馬肥ゆる」というのは言うまでもなく「食欲の秋」で「実りの秋」でお米は言うに及ばず、農作物や海の幸など秋の味覚が出そろう時期ですので自然と食欲が旺盛になります、馬もたっぷりと草を食べて肥えるの例えでしょうか??
暑さで食欲が落ちていた夏が過ぎ、味覚の秋がやってくると私たちもつい食べ過ぎたりしますね、食の楽しみは捨て難いですが、何事もほどほどが大切とお釈迦さまも教えてくださっています。
中庸の精神 少欲知足(少ない欲で足りていることを知る)ですね・・。

もう少し調べてみると、もとは中国の諺(ことわざ)で「秋高馬肥」といい、中国北西部の農民にとって警告を意味する諺だったようです。
中国の北方(モンゴル)の遊牧生活を営んでいた騎馬民族が馬に十分に草を食べさせ肥えさせ、そして秋になり農耕を営む中国北西部が収穫時期を迎えると「強奪するために肥えた馬を駆って一斉に南下してくる北方騎馬民族には警戒するように」という諺だそうです。


また秋は文化の秋、読書の秋、スポーツの秋、行楽の秋 etc・・と様々な例えがあります。
何れにしても暑い夏が過ぎホッと一息したところで何かを始めるには一年を通じて最適な季節かもしれません。


天高く馬肥ゆる秋 _f0350004_21052886.jpg
正寿寺の行事は協賛行事として

9月15日 「深江壽会」(けいろうかい)
午前10時30分から本堂にて開きます。
 
・ご挨拶
・お祝いの品贈呈
・乾杯
・子供だんじりばやし 大日神社奉賛会
・合気道実演     春田道場   
  昼 食 
・踊り        はまゆう会
・演奏と歌      アンサンブルソレイユ

を予定しております。


以降の行事は9月22日『彼岸会』 午後2時   
 
本願寺派布教使 山西 昭義師 をお招きして勤修いたします。




by shojutemple | 2014-09-12 21:53 | 日記 | Comments(0)