2015年 05月 18日
総永代経法要

ご講師は 大阪教区 自然寺 加藤順教 使です。
住職祖父の代から正寿寺にお説教に来ていただいています。
「永代経」とはお経の名称ではありません。
「永代祠堂経」(えいたいしどうきょう)とも言います。
真宗における永代経は、
読経は故人に対するものではなく故人を縁としてお経に会う、
阿弥陀如来の声を聴く、そしてお念仏の相続(伝える)、
祠堂とは聞法する私の居場所(本堂)のことです。
すなわち亡き人を偲び、永代にまでお念仏を伝えていく為の法要です。
真宗のお念仏は、称えることで何かを期待したり、願ったりする自力のお念仏ではなくて、
よろこびと感謝のお念仏ですね。
by shojutemple
| 2015-05-18 17:00
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